病院コラム
Column気管支鏡検査とは?犬や猫の慢性的な咳・呼吸異常の原因を調べる検査について解説
「犬がずっと咳をしている」
「猫の呼吸がおかしい気がする」
そんなとき、動物病院で「気管支鏡検査(内視鏡)」を提案されることがあります。
犬や猫の咳や呼吸に異常があるとき、どんなときにこの検査が必要なのかを今回はご紹介します。
■ 気管支鏡検査(内視鏡検査)とは?
気管支鏡検査(きかんしきょうけんさ)は、
細いカメラ(内視鏡)を使って、犬や猫の気管や肺の入り口(気管支)を直接観察する検査です。
人の内視鏡検査と同じように、ペットの呼吸器の状態をリアルタイムで詳しく見ることができます。
■ どんなペットに必要な検査?
以下のような呼吸器の異常が見られる犬や猫に対して検討されます
- 2週間以上の長引く咳がある(特に小型犬で多い)
- 夜間や運動後に咳が悪化する
- ゼーゼー、ヒューヒューと音がする呼吸
- 抗生物質や咳止めなどの薬を使っても咳が治らない
- レントゲン検査や血液検査では異常が見つからない
- 気管虚脱や異物誤飲の疑い
- 肺炎や腫瘍の精査が必要な場合
これらの症状は、様々な呼吸器疾患の可能性があります。
正確な診断と適切な治療のためには気管支鏡検査が有効です。
■ 気管支鏡検査の流れ
- 全身麻酔をかけて、安全に検査を行います。
- 内視鏡カメラをのどから挿入し、気管・気管支の内側を観察します。
- 必要に応じて、「気管支肺胞洗浄(BAL)」といって、
気管支の中を洗って細胞や菌の検査を行います。 - 検査終了後は、目が覚めるまでしっかりモニタリングを行います。
■ 気管支鏡検査でわかる病気や異常・できる処置
- 気管虚脱(気管がつぶれる病気)
- 慢性気管支炎
- 呼吸器の感染症(細菌・真菌など)
- 腫瘍やポリープの存在
- 誤飲異物(草、ビニール、猫砂など)
- 気管支肺胞洗浄(BAL)による細胞診や培養検査
これらの病気は、レントゲンや聴診だけでは正確にわからないこともあります。
気管支鏡を使うことで、原因を突き止め、より適切な治療につなげることができます。
■ (Q&A)よくあるご質問
Q. 麻酔が心配です…。
→ 当院では事前に血液検査や心臓のチェックを行い、リスクの少ない方法で麻酔をかけます。
ご不安な点はなんでもご相談ください。
Q. 入院が必要ですか?
→ 多くの場合は日帰りが可能ですが、体調や検査内容によっては入院をおすすめすることもあります。
Q. 費用はどれくらい?
→ 検査内容によって異なります。お見積りをご案内いたしますので、お気軽にお問い合わせください。
■ 吹田市で犬や猫の慢性的な咳・呼吸異常が気になる方へ
犬や猫の咳や呼吸の異常は、「年のせいかな?」と思ってしまいがちですが、
実は治療できる病気が隠れていることもあります。
気管支鏡検査は、咳の原因をしっかり調べる大切な検査の一つ。
「咳が長引く」「息が苦しそう」など、
気になる症状があれば、早めに動物病院へご相談ください。
はしもと吹田アニマルクリニック
院長 橋本雄大
大阪府吹田市山田東2-10-3
駐車場有り(10台分)
吹田市•豊中市•摂津市•守口市•茨木市、
大阪市内からも車でのアクセス良好です🚗
◯関西発の症状別外来(かゆみ外来、せき外来)設置
◯得意分野: 皮膚科、呼吸器科、麻酔科、腫瘍科、外科
◯吹田市で最も愛される病院を目指すべく、日々研鑽に努めてます
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