病院コラム

Column
  • HOME
  • 病院コラム
  • 【吹田市•豊中市•摂津市•守口市•茨木市】猫のFIP(猫伝染性腹膜炎)でお困りの方へ~症状•治療法•治る可能性について、実績豊富な当院が解説~

【吹田市•豊中市•摂津市•守口市•茨木市】猫のFIP(猫伝染性腹膜炎)でお困りの方へ~症状•治療法•治る可能性について、実績豊富な当院が解説~

猫の「FIP(猫伝染性腹膜炎)」は、かつて「致死率ほぼ100%」とされた非常に深刻な病気です。
しかし近年では、新しい抗ウイルス薬の登場により、治療可能なケースが増えてきています。

当院では、GS-441524モルヌピラビルを用いたFIP治療を行っており、これまでに50頭以上の治療成功実績があります。
この記事では、FIPの症状・診断・治療法について、飼い主の皆さまにわかりやすくご説明します。

FIPとは?

FIP(猫伝染性腹膜炎)は、猫コロナウイルス(FCoV)が体内で突然変異を起こすことで発症する病気です。

FCoVは多くの猫が一生のうちに一度は感染する、比較的無害なウイルスですが、一部の猫では体内で突然変異を起こし、FIPウイルス(FIPV)に変化します。これが全身に広がると、強い炎症と免疫異常を引き起こし、命に関わる状態になります。

なぜ発症するの?

以下のような要因が、突然変異やFIP発症のリスクを高めると考えられています:
• 多頭飼育などFCoV感染リスクが高い環境
• 引っ越し・避妊去勢・病気などによるストレス
• 免疫力が未熟な1歳未満の子猫
• 特定の純血種(遺伝的要因)

FCoVに感染しているからといって必ずFIPを発症するわけではありませんが、環境・年齢・体質が重なると発症することがあります。

症状について

FIPには大きく以下のタイプがあります:
• ウェット型(滲出型)
 腹水・胸水がたまり、呼吸困難やお腹の膨張が見られます。比較的急速に進行するのが特徴です。
• ドライ型(非滲出型)
 体内のリンパ節・肝臓・腎臓・神経・眼などに炎症が起こり、発熱や黄疸、食欲不振などが見られます。

加えて、以下の臨床サブタイプも重要です:
• 神経型FIP
 ドライ型の一種で、麻痺・発作・ふらつき・行動異常などが見られます。治療が難しいこともあります。
• 眼型FIP
 目の炎症(ぶどう膜炎など)が現れ、充血・視力低下・眼の濁りなどが出ることがあります。

※神経型・眼型は、それだけで発症することもあります(=腹水なし)。

診断方法

FIPの診断は複数の検査を組み合わせた総合評価が必要です。
• 血液検査
 ・A/G比(アルブミン/グロブリン比):0.6未満でFIPが疑われます
 ・LDH(乳酸脱水素酵素):特に腹水・胸水中のLDH/TNCC比が診断補助に有用(>0.72がFIPの目安)
 ・AGP(α1-酸性糖タンパク質):急性期蛋白で、FIPでは著しく上昇し、診断や治療モニタリングに活用されます
• 画像検査
 超音波・レントゲン検査で腹水や臓器の変化を確認します
• PCR検査
 FCoVの遺伝子を検出しますが、感度・特異度に限界があるため、他の検査と併用されます

治療方法

当院では、現在主流となっている以下の抗ウイルス薬による治療を実施しています。

主な治療薬
• GS-441524
 世界的に最も有効とされているFIP治療薬。経口・注射に対応し、ウェット型・ドライ型ともに効果が期待されます
• モルヌピラビル
 COVID-19の治療薬として開発された薬剤で、FIPにも有効とされます。特に神経型や眼型での使用実績があります

※その他、レムデシビル(GSのプロドラッグ)やGC376などの薬剤も研究段階で存在します。

治療期間と管理

• 治療は原則84日間の継続が推奨されます
• 治療中は定期的な血液検査でのモニタリングが必要です

治療費について

治療費は体重・症状・使用薬剤により異なりますが、数十万円単位になることが多いです。
一部で「FIP治療に100万円以上かかる」という情報も見られますが、当院では可能な限り現実的かつ継続しやすい治療プランをご提案しています。

初回のLINE相談では、症状や体重をもとに治療方針とおおよその費用をご案内可能です。

よくあるご質問

Q. FIPは他の猫にうつりますか?

FIPそのもの(変異後のウイルス)は猫同士ではほとんど感染しません。
ただし、FIPの原因となる猫コロナウイルス(FCoV)は猫同士で感染するため、多頭飼育やトイレの共有環境では注意が必要です。

Q. 完治することはありますか?

現在では、「寛解(=症状が完全に消失し、再発しない状態)」に至る猫も多数報告されています。
適切な治療を行えば救える可能性がある病気へと変化しています。

当院のFIP治療の強み

• GS・モルヌピラビルに両対応
• 50頭以上の治療成功実績
• ドライ型・神経型・眼型の治療経験も豊富
• 検査から治療まで、獣医師が一貫して丁寧に対応します

吹田市•豊中市•摂津市•守口市•茨木市などの大阪府でFIP治療をご検討の方へ

FIPは、早期発見と適切な治療で命を救える時代になりました。
「FIPの可能性がある」「他院でFIPと診断された」など、
不安なときはまずご相談ください。
• LINEで24時間無料相談受付中
• 電話・WEB予約にも対応しています

あなたと、あなたの大切な猫ちゃんの未来を守るために、私たちが全力でサポートします

はしもと吹田アニマルクリニック
院長 橋本雄大

大阪府吹田市山田東2-10-3

駐車場有り(10台分)
吹田市•豊中市•摂津市•守口市•茨木市、
大阪市内からも車でのアクセス良好です🚗

◯関西発の症状別外来(かゆみ外来、せき外来)設置
◯得意分野: 皮膚科、呼吸器科、麻酔科、腫瘍科、外科
◯吹田市で最も愛される病院を目指すべく、日々研鑽に努めてます

新着コラム

カテゴリー